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【売約済】テンシュテット&BPO/ドヴォルザーク「新世界より」、シューマン第4番 [97805104]
商品詳細
①シューマン: 交響曲 第4番 ニ短調 Op.120
②ドヴォルザーク: 交響曲 第9番 ホ短調 Op.95 「新世界より」
指揮:クラウス・テンシュテット
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1980年4月①、1984年3月②
まずシューマンの第4番。テンシュテットの音楽にはうねるような迫力がありますが、それがシューマンとうまくマッチして熱のこもった演奏になっています。しっかりとした低音を基調にバランス良く鳴っているので、「厚く」聴こえます。シューマンの管弦楽には古雅でドイツ的な響きが良く似合いますが、カラヤンの手により音色の近代化が進んだベルリン・フィルの響きにはそういった音は求められません。けれどもテンシュテットの壮大でスケールの大きい重量級の指揮は、その響きに合っていて、大変聴き応えのあります。やっぱりテンシュテットは正統派ドイツ指揮者だなと思えます。特に80年代初頭はテンシュテットがカラヤンに次ぐベルリンフィルの音楽監督の候補だと評判が立っていた頃です。その時代の指揮者とオケの良好な関係を思いながら演奏に耳を傾けてみると面白いです。
「新世界より」の第1楽章、とても弱くそっと演奏される序奏。ホルンの動機は大きく入ります。激しく歌う第一主題。激しい感情の表出が凄い。第二主題も良く歌い起伏に富んでいます。強奏へ向けてテンポを煽るように駆り立てます。息つく暇も与えないようにどんどん音楽が押し寄せてきます。第2楽章冒頭もかなり大きくダイナミックの変化があります。イングリッシュホルンのソロも歌います。主題が弦に引き継がれる前のトランペットも強烈。テンポも大きく動きます。内面から湧き上がる音楽を包み隠すことなくストレートに表現しているようです。第3楽章は、ダイナミックで登場する楽器が一つ一つ浮き立っているようなコントラストの鮮明。一音一音に魂が込められたような音の力。第4楽章は強いアタックで開始。テンポを煽り、ティンパニが大きくクレッシェンド。何かにとり付かれたような異様さ。最後の盛り上がりもトランペットが強烈、テンシュテットの気迫に圧倒される演奏です。
国内盤【廃盤】帯付、盤面傷無し
*まとめ買い値引き致します(要事前コメント)
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カテゴリー | CD・DVD・ブルーレイ > CD > クラシック |
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商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |
【売約済】テンシュテット&BPO/ドヴォルザーク「新世界より」、シューマン第4番
【在庫数について】
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